どーも。エクソロです。
おとといは遂に試験日程が発表されましたね。
論文や口述はちょっとあいまいですが、短答は結構固そうです。
論文や口述もとりあえず今回発表された通り計画を立てればいいでしょう。
(ゴールのないマラソンにも遂にゴールが!)
そんなこんなできのうは一日中、中村先生や他の講師、合格者のブログを読んで今後のことを考えてました。
まず論文が「10月頃を予定」というのを見たときに思ったのが
遠いなー
です。
論文の採点や口述試験、翌年の司法試験を考えると正直もっと早く実施されると思ってました。
「この『遠い10月』に向けてこれからどうしよう?」みたいに思っていろいろ考えこんでしまいました。
だいぶ時間ができたように思えたので、まだやってない新司法試験の問題を解くことも考えました。
理由はこんな感じです。
- 新司法試験は自分がいずれ受からないといけない試験だし、その新司の勉強が予備の勉強にもなる(新司で出たことが予備で問われることもしばしば)。
- 同じことばかりやっていてはいろいろ覚えてしまって学習効率も下がるし、モチベも下がるのでは?という懸念。
- 来年の司法試験が例年通りだとすると予備に受かった後の準備期間がめちゃくちゃ短くなり、その期間に選択科目+新司過去問の勉強となれば大変。
- ぼくが尊敬する4Aで受かった塩見先生やけんさんも新司の過去問をやってるようだった。
- 10月実施となれば、ほかの受験生は例年以上に広い範囲を仕上げてくるのでは?という不安(新司で出たことが予備で問われることもしばしば)。
- TACの司法試験過去問分析講義を購入しており、平成29年までは中村先生の講義と解答・解説で勉強できる。
1と2は結構もっともだと思います。
しかし、3は気合で乗り切れるか。。
10月の論文試験を終えて、再現を作って2週間くらい休んでうまく切り替えて口述対策と並行して新司対策ができればいいのですが(お休みがゼロは無理。2週間でも短いくらいで1ヶ月は休みたいのが本音)。
それに司法試験のことは予備に受かってから考えろって話ですよね。
4は、4Aの先輩たちの時代は予備論文過去問が少なかったし、新司過去問も今ほど多くなかったからちと条件が違うかなと。
5については、手を広げすぎることはそれに伴う弊害と隣り合わせだからその人の状況次第なんだよね。
ぼくの場合はどうだろう?
論パタと予備論文過去問と新問研・大島本を「完璧」とまではいかないまでも自分の満足いくレベルに仕上げるには10月まで何だかんだ間に合わなそう(いつも予定は遅れこむ)。
何より課題はほかにも山積みで、とにかく答案構成だけでなく「書くこと」によって力をつけていかなきゃと思ってる(予備論文過去問と答練・模試を書く)。
※課題は備忘録も兼ねて過去記事に結構書いてます。
>>【既に疲弊しています】予備論文1周目やっとっこ終わった。【まさかここまでとはな…】
>>【論文2周目終了】予備試験・新型コロナ・隣人との三面戦争をどう戦うか。【コスパとポジティブシンキング】
>>【予備試験】LECハイレベル答練で実戦力を鍛えるぞい。【合格は現実的なもの】
だから、『やりこむ問題の素材』としては新司まで手を広げる余裕はないと思う。
ってか、新司は予備より1個1個がヘビーだし、数もたくさんあるからやるとしたらどうしても薄く広くなってしまう。
そんな薄くやる感覚で新司をやるなら予備論文過去問や初見の模試・答練を時間を計って起案したほうが予備に直結するように思う。
結局使いこなせるレベルまで落とし込まないと無価値どころか、有害な「物」になりうるしね。
「10月実施となって、他の受験生が手を広げだしたら儲けもん?」
くらいに考えていいかもしれない。
※諸先生方の記事も参考にしました。
・BEXA中村充先生:手を広げる?
・アガルート工藤北斗先生:司法試験論文問題を解くべきか
と、ここまで記事を書いてびょうそく先生(加藤喬先生)の以下の記事を発見。
>>今年の予備試験に向けた勉強法(新・旧・予備過去問の優先順位など)
工藤先生の記事も合わせて踏まえると、憲法を3年分やっておこうかなと今思ってる。
具体的にはH23、H27、H28。
理由としては、まずなるべく新司を解きたくない。
そうすると、工藤先生とびょうそく先生のおすすめで被ってるのは憲法(と行政法も?)。
行政法は工藤先生曰く、「オーバースペック」。
びょうそく先生は「おまけ」。
とすると、行政法はやはり除外されて憲法だけになる。
そしてびょうそく先生の憲法のおすすめで論パタに載っていないものを抽出するとH23、H27、H28になる(H23は微妙。H22は論パタにあるやつで大丈夫だよね?)。
3年分ならなんとかなるっしょ(たぶん、おそらく、きっと)。
6(4A司法試験論文過去問分析講義を持ってる)はいいことだね。ぼくGJ。
4Aで上記3年分の過去問を学んで物にする。
あとは、これまでやってきたことの繰り返し。
- 論パタと予備論文過去問で答案構成
- 新問研・大島本
- 肢別本とオートマシステムで短答をちょこっと
- 定期的に予備論文過去問と答練・模試を起案
(短答は試験直前数週間で仕上げる。)
これをやれば、たぶん受かる。
あとは本番でやるだけ。
と、ここまで記事を書いてて、やはり不安にさいなまれる。
これだけで受かるのか?と。
でも結局優先順位の問題。
やったほうがいいことを挙げればキリがない。
で、時間は有限だから優先順位の高いことを徹底することが合格には重要。
論パタの論点網羅性は低いけど、その論パタですら満足行くレベルには程遠くて、できない自分にいつもイライラしてる。
今年の短答はボーダーが上がる説もあるし、改正民法対策もしないといけない。
そうすると、手を広げる余裕はないはず。
新司過去問3年分もやってみて物にできなさそうなら切り捨てよう。
そのぶん論パタの苦手な問題も起案すればいい。
とにかく「時間がある」っていうのは錯覚で、気が付いたらすぐ8月、10月ってなる。
だからこれまでやってきたこと(できれば+新司過去問憲法3年分)をやってやってやり尽くすのみ。
頑張る。
※2020年5月18日追記
きのう早速平成23年度司法試験憲法の問題を起案して、講義も聴きました。
それで思ったのは
「なんか違う。」
「(これまでやってきた分と並行して)新司3年分を残り期間で物にはできない。」
「ってかコスパ悪い。」
ってことです。
なので、新司過去問憲法3年分は切り捨てます。
1年分一応起案して講義を受けましたが、あとの2年分は起案・講義はやり(受け)ません。
1日で言うことが変わってるので
「一貫性ねーなー」
と思う人がいるかもですが、ぼくは常に「どうやったら自分の合格可能性が上がるか」を考えてやってます。
その点ではずっと一貫してます。
違うなと思えば、即やめます。
損切です。
損切は早いほうがいい。
思えばぼく、びょうそく先生とスタイルが違うわ。
論点単位じゃない。
ってか、今回の平成23年度憲法も4Aの処理手順に乗せれば、それなりの答案は書けた。
恥ずかしながら今回初めて新司過去問をまともに解いたけど、コアな部分は予備と変わらないっぽくてそこは安心した。
(でも1年分しか解いてないから本当は何とも言えない。それに平成23年度は割と解きやすいやつだったみたい。)
コアな部分は同じでも、問題文に法律がたくさん載ってるし、書く量も時間もたくさんで『コアな部分』に『肉付け』がめっちゃ必要だからそこは慣れが必要に思った。
予備は論点チックで司法試験は現場思考みたいに言ってる人が割といるけど、その意味も何となく分かった。
一度やってみないとわからないこともあるし、新司に触れたこと自体は良いこと(とするしかない)。
やってみることで「やらんでいい」ってわかったのが収穫。
やらなかったらずっと『新司過去問』が頭をちらついてたと思う。
あんなのできなくても受かる。
「司法試験は難しいからダラダラやってたら間に合わん」ってわかったから予備論文後の勉強への取り組み方も変わる。
予備受かった先が思いやられるが、とにかく予備に受かることが第一。
せっかく最近開眼してきた(これで変な心の余裕ができた?)んだから血迷ったことはせず、基本を徹底する。
ってことで、黙って予備論文過去問と論パタをやります。
法律科目は知識ゲーじゃないので。
だから今日も頑張る。
※2020年7月17日追記
びょうそく先生こと、加藤先生のブログ最近面白くて読んでます。
>>加藤喬の司法試験・予備試験対策ブログ
中村先生のブログ並みにめちゃくちゃためになります。
それで加藤先生の方法論は中村先生のものとは違いますが、かと言って単純に頭の知識を増やしていく感じ(表面的な論点単位・知識ゲー)ではなさそうです。
たしかに知識は大切にされてますが、「問題文から考える」、「表面的な詰込みは良くない」旨のこともおっしゃってます。
ぼくが過去問を起案していく中で得てる『気づき』を先生も言っててすごく「そうそう!」と思うし、さらに踏み込んだところまで言ってくれるのでめっちゃ勉強になります。
中村先生とは問題を解くまでのプロセスが違うと思いますが、加藤先生の勉強論・スタイルは共感できることも多いです。
それもあり、また先生の誠実さ・情熱に記事や動画で触れ、
「受験生とはいえ、先生のことそんな知らないのに、この記事でちょっと軽いこと書きなぐったな」
と反省してます(すいませんでした)。
ちなみに使える知識自体はあったほうがいいのはぼくも思うし、司法試験の範囲も抑えておけば予備をより有利に戦えるのは間違いないと思います。
ただ、トレード・オフの関係もあります。
また、ぼくが問題を解く出発点は『問題文』と『条文』です。
なので、やはり司法試験の範囲まで手を広げるのは慎重にします。