【界王星で修行中】予備短答試験に合格してました。【欲張らんければ勝てる!】

【界王星で修行中】予備短答試験に合格してました。【欲張らんければ勝てる!】

どーも。エクソロです。

予備短答試験ですが、合格してました。

短答前の2週間ほどは論文を切って、短答にフルコミットしました。

その成果もあり自己採点である程度合格の確信を持って、その後論文の勉強をやってこれたのは論文試験に向けて大きいです(去年は微妙にヤキモキして、短答後の切り替えがうまくいかず、能率が上がりませんでした)。

今は短答前のように論パタと予備論文過去問、新問研・大島本をグルグルやってます。

論文を2週間ほどまったくやらなかったので、論文を再開したときはいろいろ忘れてて

「うわー。マジか。」

とも思いました。

しかし、数日で論文の感覚は戻ったので、やはり短答直前は短答に集中してよかったです

書くのはだいたい週1で10科目やってます(一般教養も!)。

予備論文過去問か答練をしてます。

こうやって、論文を書くときに意識してるのが「負荷」です。

本番は緊張感や焦り、疲労感などとにかく極限状態で、ものすごい「負荷」で問題を解きます。

それを去年体験できたのは良かったです。

でも、普段からあの緊張感などはまず感じられません。

そこで、他の方法で負荷をかけるために7月ごろからやってるのが「時間を縮めて問題を解く」ということです。

ぼくは70分の問題を60分で解くようにしています。

本番と普段は全然違うのに普段から70分というぬるい状況でやってる自分の甘さに気づき、最初は65分、次に60分と少しずつ縮めていきました(初見の答練も60分でやってます。「初見」という点では本番と同じですが、緊張感等が全く違うからです)。

こうやってタイムを縮めて解くことで間違いなく焦り、プレッシャー(負荷)がかかります。

それで人工的に本番に近い状況を作り出してる感じです。

(あと、起案時は厚手のマスクを3枚付けてとか、エアコンの温度を30度とか、あえて「精神と時の部屋」みたいにもしてます。

8月にエアコンなしも試しましたが、熱中症になるレベルで暑かったので冷房設定で30度。

今はエアコンなしでいけるかもですね。)

タイムを縮めるのは超シンプルですが、普段から負荷をかけられる超効果的な方法です。

なので、(繰り返し解いてる過去問でも)やはりきついです。

でも、ぼくは界王星で修行してる感覚でやってます(地球の10倍の重力だから負荷がかかる!)。

ぼくにとって予備試験の壁は元々結構あるうえに、試験が延期されてメンタル・フィジカルともにきつい面があります。

しかし、そんなきつい勉強にもドラゴンボールの「修行」を見出せばぼくは頑張れます。

強くなるための「修行」です。

60分で満足いく答案を仕上げたら、バブルス君を捕まえたくらいかなぁ。。

答案はまだまだ未熟で非常に課題が多いです。

ただ、そんな中でも残りの期間で身につけることはただ一つ(本当はたくさん身につけたいけど)、

欲張って書かない。

条文の文言の引用は丁寧にし過ぎない。

何条かを指摘すればだいたいでいいはず。

条文の指摘もやはりほどほどに。

特に会社法。

「条文指摘しただけで点が入るとかお得や~ん!」

と思って、枝葉の条文を指摘しまくって、ほかが薄くなったら大変だからこれは本当に気を付ける。

線路の上に落ちた小銭を拾ってるのと同じ。

あと、基本的にほかの科目の条文は持ってこない。

憲法を持ってくればいろいろ強くなるけど、最小限に。

趣旨・理由付けの優先度は低いし、特に刑法は省略しまくったほうがいいと思う。

実行行為も基本サラッと。

評価もコンパクトに。

残された時間でその科目(もしくはその時間の科目)全体で何を書くのが最もコスパ(得点効率)が良いのか。

欲張って局地的なところでボロ勝ちしても戦果は乏しい。

だから常にコスパを意識して。。

とにかく

欲張らんければ勝てる!

そう思います。

最後に最近の勉強の気づきを。

以前「ほぼほぼ専業予備試験受験生エクソロの受験生的日常風景。【再現答案めっちゃ勉強になる!】 」で再現答案はA評価しか見てないと言いましたが、今はC評価も見てます。

Cがあって、そこから積み上げてのAだし、また自分の身の丈も考えてCも見るようにしました。

受かってないぼくが言うのも何ですが、Cは読んだほうが本当にいいと思います。

これが合格ラインだし。

あと、Aは(先生の答案と比べると劣るものはあるものの)目を見張るものもあります。

「現場でこんなの書けるのか。すげー。」

と。

しかし、Cはそんなレベル高くないです。

(とはいえ、あの本試験現場でのことなのでやっぱすごいんですけどね。)

「とりあえすここまで書ければいいんだ。合格だ。」

という心理的側面もめちゃくちゃ大きいです。

そんな大したこと書いてないので、自分でもいけるという気持ちが大きな自信になり、その自信が武器になります。

A評価で合格最高ラインを知り(これ以上は深入りしない)、C評価で合格最低ラインを知り(ここは書いておかないといけない)、A評価とC評価の違いから加点事由を知る感じです。

(Bも見れば、より細かくわかるのですが、時間がないので割愛。)

それにしてもLECの再現答案集はすごいです。

ぼくはぶんせき本も1冊持ってますが、LECのほうが出題趣旨にのっとった解説がより詳細です。

字も大きくて見やすいので助かります。

また、これなんかH27~R1まで改正民法に解説が対応してるのも有難いです↓

ちなみに最近のLECの再現集には(模範?)解答例がありませんが、4S生なら中村充先生の解答解説がある過去問分析講義のレジュメがおすすめです。

改正民法にも対応してくれてます。

4Sを使った先生の解答解説があるのとないのとでは全然違うし、価格もリーズナブルなので4S生は是非どうぞ。

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予備論文まであと40日ですか。

延期になったのは(大変なこともありますが)良かったと思っています。

貴重な残りの期間、毎日毎日「修行」して、

昨日の自分より今日の自分のほうが強い!

そう思って、毎晩寝付けられるよう頑張ります。