どーも。エクソロです。
4月23日にやっとこ重問の1周目が終わりました。
質問のし過ぎでFacebookのアカウント停止を食らうトラブルもありましたが。笑
(お礼投稿も含めた連投がFacebookのアルゴリズムに引っかかったんだと思います。)
それで昨日・おとといは久々に10科目を起案しました(予備R1です。R2がやりたかったのですが再現集が出ていないためです)。
それにしても2ヶ月以内で重問1周はヘビーでした。
「重要論点習得講座」なのに、知らない論点もたくさんあったし。
やったのは論点習得編だけです。
ある程度余裕を持った予定では4月21日には終わらせるはずでしたが、(憲法の統治を途中から飛ばしたにもかかわらず)それでも2日遅れでした。
予定より遅れたのは3月下旬にスランプに陥ったのが主な原因です。
ちょうど前回の記事を書いていたときくらいですね。
>>重要問題習得講座、やっとこ半分ほど終了。【鬱々モードは脱した!?】
この頃は問題が解けないどころか、文字を読んでも講義を聴いても法律の情報が頭に入ってこなくなりました。
それで、上記記事のタイトルに「鬱々モードは脱した?」と「?」がついてました。
重問を始めて元気が出て鬱々モードを脱した感がありましたが、このときはまたしんどくなってましたね。
原因は(重問をダーッとやってたことによる)肉体・脳の疲労に加え、「ぼくは受かるのか」等の大きな不安だったと思います。
「この司法試験・予備試験の世界で結果を出さないと人間失格」
みたいな不安・強迫観念に取りつかれていました。
あと、春になったためか去年と同様隣人が深夜に元気に電話をするようになり夜眠れなくなったのもあります。
(本当に「動物かよ!」って思います。)
そんなこともあり、勉強が進まず
「これはいかん。」
と思い、思いきって休みました。
引越し物件探しもしました。
この時期に引っ越すのは痛いですが、コントロールできない隣人による不確実さに身をゆだねるより、自分から動いたほうがいいと思ったためです。
しかし、物件探しは1日ちょっとで終わりました。
物件探し以外では、ビジネス関連の情報を収集しました。
ぼくが心から好きだと思えるのは、ビジネスや投資でお金を稼いで増やすことです。
それでビジネス関連の情報を見てるとやはり楽しかったし、ワクワクしました。
そして
「ぼくは狭い世界にいるな」
とも気づけました。
司法試験の話をしてる人はだ~れもいなかったからです。
「ぼく、司法試験の世界でダメでもビジネスの世界があるやん!」
そう思ったらめっちゃ気が楽になりましたね。
「なぁ~んだ。」
って。
でもその代わり7月の予備論文までは勉強に全力を尽くそうって思えました。
予備試験も「ぼくの人生攻略」におけるゲームくらいに思ってたほうがいいかもしれません。
あと、メンタルヘルスの一環として1日1時間ほど瞑想に取り組んでいます。
以前だったら
「瞑想を1時間もしてられっか!」
という感じでしたが、スランプだったしうまくいかない自分を変えるために始めました。
最近はメンタルが安定してるので瞑想の効果もあるのかなと思っています。
瞑想は現状4週目です。
毎日続けています。
それから、去年は「修行僧モード!」としてやっていた坊主もやめました。
坊主は髪を切りに行く頻度が減り、洗ったり乾かしたりするのも早いし楽なので節約・時短になり、いいこともあります。
でも、修行僧モードは自分で自分を不必要に苦しめてる感があり、またセルフイメージも下がるので今のぼくにはマイナスが大きいと思ってます。
食事もいろいろ変えました。
(ちなみに、前回の記事で書いた過食は収まりました。
やっぱ相当ストレスが溜まっていたんだと思います。)
メンタルが安定したところで今後の課題ですが、たくさんあり過ぎて困っています。
以下、主に知識面と形式面に分けます。
■知識面
ぼくは重問でたくさんの新知識を得ました(知りました)。
しかし、(その反面だと思いますが)きのう・おととい起案して基本的な解釈論が吐き出せなくなってました。
わかっていたこととはいえ、へこみます。
でも、記憶事項は軽めの繰り返しで定着するし、それをやっていけば経験則上直前期にグッと伸びるので、ピークをうまく本試験に持って行きたいです。
ここはやるしかねー。
■形式面
自分の答案とほかの方の答案で明らかに違うのが形式面だと思います。
特にナンバリング。
令和元年は少しは振ってたけど、令和2年は刑法以外はゼロ。
0と1の違いは大きかったのかなとかも思ったりします。
「ナンバリングなんかで差がつくんか。」
と思ってましたが、「お作法」だと思うので、これからはある程度ちゃんとやります(最後の「以上」もなるべく書きます)。
あと、ぼくは字が汚いのでナンバリングを振ることで変なふうに読まれなくする意味もあります。
「礼儀」とか「行儀」とか「マナー」とかできた人間ではないけど、そういうルールなら点を取るために従う。
予備試験というゲームがそういうルールなら従う。
それから、法的三段論法ですね。
三段論法もぼくは意識してきませんでした。
でも、同じようなことを書いてて評価が違うというのは純粋なナンバリングそれ自体ではなく、三段論法ができたかどうかで大きく変わってるような気がします。
「そんな形式面で全然変わるんか。」
とやはり思いましたが、いろんな合格者や講師が強調してますし、ナンバリングも含めて三段論法を身につける努力をするのはコスパが非常にいいと思いました。
なので、今は三段論法を意識してやってます(まだまだ発展途上ですが)。
あとは、メリハリ。
「ここは厚く書くべきかどうか」という意識は令和2年のときからありました。
でも、今の自分の意識と比べるとすごく漠然としてました。
今は前よりずっと意識できるようになったと思います。
知識、三段論法・メリハリ。
自分に欠けてるところが多すぎて難しいですねー。
中村充先生以外の講師に令和2年の再現を見てもらって
「書いてることは悪くない。」
「これまでやってきたことを特別変える必要はない。」
「三段論法やメリハリをやればずっと伸びる。」
などと言っていただき、(やることを重問に変えたものの)
- 重問を答案構成までやって、4Sの処理手順を定着・確認する。
- パターンで処理できないものは知識を得る(これがまた多い)。
- 構成段階でナンバリングして、「ここが大事だな」っていうのもチェックする。
ってな感じで全部得られるようにここ2ヶ月ほどやってきました(ナンバリングができれば割と自然と三段論法になるかなと)。
あとこれからは実際に手を動かす機会を増やそうと思います。
(昨日とおとといはマスクをつけて2日で10科目起案してめっちゃしんどかったです。
慣れないと。
去年はこれを何度もやったんだよなーとも思いました。。)
これまでおろそかにしてた実務基礎科目や短答対策もやらねばということで大変です。
実務基礎科目は高評価を狙いやすい科目なので、またちゃんとやってしっかりものにしたいです。
短答も怖いですが、一応2回受かってるので5月2日の短答模試までは論文メインで行きます。
そのくらい論文に余裕がない。
重問は専業受験生や学生ならガチれば2ヶ月で全範囲終わりますが、残り3ヶ月の方が手を出すかは微妙です。
ただ、改正民法に対応してるし、すぐに全範囲網羅したいのであればアウトレット一択です(最新版は公法系未配信)。
解答・解説は工藤北斗先生が書いてるので、正確さは基本的に担保されてるので迷いなく勉強できます。
ぼく自身は中村先生以外の講師についていけるか不安でしたが、最後までついていけましたし、たくさん吸収できました。
新しい思考・知識はもちろん、同じ知識でも違う角度からの解説で腑に落ちたことも多かったです。
ただ、憲法は例外で「高度過ぎて使いこなせない」と思いました。
工藤先生の答案は判例を非常に意識されていて、これが書ければかなり点が入ると思います。
しかし、実際ここまで判例を使いこなすのは難しいです。
「多くの人は工藤先生から憲法を習うと憲法嫌いになるのではないか」
とすら思いました。
その点、中村先生の憲法は書き方がかなり決まってるのでおすすめです。
ぼくは令和元年の憲法がA評価でした。
たしかにこの答案・評価は、ぼくの実力の一部が表れたにすぎず、「たまたま」だし、「表面的」なものです。
ただ、一方でこの答案・評価自体は「客観的」です(厳密には、ぼくの再現度もありますが)。
また、令和2年の憲法がF評価でしたが、
「書き方は悪くないよ。」
「ってか、中間の基準にしてたら全然違う評価が来た可能性あるよね。」
と別の講師に言ってもらいました。
そのため、憲法の書き方を大きく変えるつもりはありません。
論パタ講義の憲法は一部無料で視聴できるし、ちょうど期間限定で「他社受講割」もやっています。
なので、憲法で苦しんでる人は4Sをどうぞ。
>>[予備試験・司法試験]中村充『4S基礎講座』【他社受講割あり】
※重問は初学者の自分にはまったくお勧めしません。4S一択です。
っていうわけで、正直重問憲法は得られるものがそう多くなく、今後は憲法は新司法試験の問題を解くことにします。
他科目は重問をやって、良い感じに仕上げていきます。
実務基礎も過去問と大島本をやって武器にしていきます。
短答は短期記憶で乗り切ります。
そんなわけでまたコツコツやっていくので、では!
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