どーも。エクソロです。
令和2年予備論文試験の成績をご報告します。
憲法 :F(主観B~D)
行政法 :F(主観C~D)
民法 :D(主観E)
商法 :C(主観B~C)
民訴 :F(主観F)
刑法 :D(主観B~D)
刑訴 :F(主観F)
一般教養:D(主観D)
実務基礎:B(主観B~C)
総合得点:177.94点(合格点:230点、平均点192.16点)
順位 :1,534位 (合格者数:464人、採点対象者:2,428人)
ちなみに令和元年はこちら。
令和元年→令和2年
憲法 :A→F
行政法 :D→F
民法 :E→D
商法 :C→C
民訴 :F→F
刑法 :F→D
刑訴 :B→F
一般教養:D→D
実務基礎:C→B
総合得点:198.47点→177.94点
順位 :1,143位→1,538位
ご覧の通り、成績落ちまくりです。
何がいけなかったんだろう。
一発勝負とはいえ9科目あるからな。
そもそも去年はまぐれだったのかな。
ぼくは令和2年の予備論文試験に向けて全力で走りぬきました。
合格可能性を上げるためにはどうすればいいかを考え、自分の中で正しいと思われる勉強・過ごし方をしてきました。
なので、後悔というのは基本ありません。
たしかにまったく後悔がないかというと違います。
ただ、その時点でそれができなかったのならそれが自分の力だし、いろんな選択を迫られた際に基本自分に負けませんでした。
本気で受かりたかったから。
でも、だからこそこれからどうすればいいんだろうと。。
割と取れると思ってた公法系で大きく沈んだのが大きいと思います。
努力が最も反映されやすい実務基礎科目が伸びたのが唯一の救いか。
そんなこんなでしばらく落ち込んでて、成績をアップできませんでした。
(合格発表以降、鬱気味です。
普段は高くて手を出せない牛ヒレ肉を食べたり、身体に悪くパフォーマンスを落とすから食べないとしてたポテチを食べたり、メンタリストDaiGoさんの動画を観たり、部屋の模様替えをしたりいろいろやってました。)
しかし、中村充先生のカウンセリングを今日受けてだいぶ元気になりました。
今回カウンセリングで先生と話をして憲法と行政法の低評価の理由について、
「そうか。そうか。」
となりました。
今回の表面的な成績は劇落ちしてます。
でも、力が伸びた実感はやはり間違いではなかったと思います。
- パターンの定着度
- 思考を文章にするスピード
- 単純な筆力
- 体力
- コンパクトなあてはめ
- 相対評価の意識
- 得点効率の意識
- 本試験前日・当日の過ごし方、メンタルの持って行き方
などなど向上しました。
再現答案の作成も前年よりずっとすんなりいきました。
ただ、ぼくは現場思考が苦手でそこがいまだに大きな課題です。
行政法の設問1も刑訴も壊滅的でした(両方F)。
そこで、現場思考がイマイチできないぼくは知識を増やしていきます。
具体的には論証集をやります。
それから、論パタと予備論文過去問を繰り返しやってるので、新作の問題も解いていきます。
具体的には司法試験過去問を解きます。
ベースはこれまで通り、論パタと予備論文過去問です。
それに加え、司法試験問題を書いて見てもらいつつ反省・分析し、論パタと予備・司法試験過去問ではカバーできない知識をポイントポイントで論証集を使って拾っていきます。
あと、せっかくブログで情報発信してるんだし、書いた答案をその都度アップしていこうかな・・・。
Twitterとか見てみると、自分と同じくらいだと思ってた方が結構受かってて辛いです。
でも、全部実力。
あとは、後から振り返って「令和3年に合格できてよかった」と思えるようにするだけ。
過去も未来も結局『今』次第。
とにかく頑張ります!
コメント
予備試験お疲れ様でした。
昨年予備試験に合格し、今年司法試験に合格した者です。
私も予備試験には短答式、論文式ともに一度ずつ落ちましたが、根気よく続けていればいずれ合格できるので安心してください。
予備試験、司法試験通して一番高い山が予備試験論文です。これを越えれば、あとはちゃんと下山できれば司法試験合格です。
私も令和2年予備試験論文の問題を解きましたが、行政法、刑事訴訟法については現場思考問題ではありません。いずれも短答式の過去問や予備校の基本テキスト、基本書に記載がある内容です。論証として完璧に暗記すべき内容とはいえませんが、適用条文が何か、論証の大まかな方向性までは把握しておくべき問題だったと思います。どの問題が現場思考ものであり、どの問題が事前準備できるものかの峻別は合否に直結しますので、この意識がズレてしまうと致命的です。
今年の予備試験最終合格をお祈りします。
まず司法試験合格おめでとうございます!
令和2年は試験延期もあり、大変だった中、本当にすごいです。
最後までお疲れさまでした。
また、温かいお言葉ありがとうございます。
めちゃめちゃ励みになります。
行政法も刑訴も現場思考ではなく、事前準備の世界なんですね。
その辺の対策ができていませんでした。
ちなみに通りすがりさんは、どの論証集で対策されましたか?
候補として、趣旨規範ハンドブックとアガルートがあります(ほかにもありますかね?)。
それぞれ中身の形式が違うようですが、網羅性も違うようです(趣旨規範ハンドブックのほうが網羅性は上のようです)。
網羅性を高めたい一方で、優先度の高い知識を固めるべきだと思うので、あまり網羅的なものも良くないとも思っています(特にもう残り半年ほどしかありませんし)。
決める際は実際に自分で実物を見比べてから選ぼうと思いますが、もしよければ通りすがりさんのご意見を聞かせていただければ幸いです。
ありがとうございます。
惜しくも不合格になったばかりで他人の合格を祝える気概。素晴らしいと思います。そういった骨太な方なら合格できると思います。安心なさってください。
私は伊藤塾に通っておりましたので、いわゆる論証集は論文ナビゲートテキストというものを使っておりました。
もっとも、このテキストは他の予備校の論証集よりは網羅性に欠けるかもしれないと感じました。特に商法についてはこれだけでは予備試験、司法試験ともにカバーし切れなかったと今感じております。
他の予備校の論証集には目を通したことがないので、これがよいという指摘はできません。
ただ、いずれの論証集についてもご自身が使いやすそうと思ったものを選ばれたらよいのではと思います。アガルートと趣旨規範ハンドブックのいずれかで悩まれ、網羅性は後者が長けていると感じられるのであれば後者をおすすめします。
中村先生の講義を受講されているとのことですが、その講義で論証集に当たるテキストがあるのであれば、そちらでもよいかもしれませんね。
予備試験、司法試験両方を受けてみて感じたことがあります。予備試験は、司法試験ほど解答にあたって要求される事項が多くはないのですが、司法試験ほど誘導がされないので答案が明後日の方向に行きがちです。私もこれにはかなり苦労しました。予備試験の方が論点の抽出が困難で、かえって得点しづらい問題が多いように感じました。ですので、予備試験までの過去問分析、答練受講にあたっては、正解筋で書けていたかを最重要点として意識してみてください。あてはめはうまくいかなくてもよいです。薄い記述でも正解筋で書けていれば相対的に大丈夫な一方、どれだけ厚く書いても正解筋でなければ点数がつきません。今年の行政法ならば行政契約として構成できたか、刑訴法なら一事不再理効として構成できたか、という点だけで合否が分かれるかと思います。
一方で司法試験では問題文、要求記述量が多いですがかなり誘導がきいています。誘導に従えば筋を間違えることはないので論点抽出で躓くことは少なくなり、もう少しリラックスして問題に取り組めます。
ご期待の回答になっていないかもしれません。メールアドレスを入力しておきますので、もしご入用であればメール頂ければもう少し詳細なお話をさせて頂きます。
応援しております。
アドバイスありがとうございます。
通りすがりさんは伊藤塾の論文ナビゲートテキストを使われていたんですね。
中村先生の4Sは論証集に当たるものがないので、別途用意することになります。
通りすがりさんのご意見を聞いて趣旨規範ハンドブックに気持ちが傾きました。
ご意見も踏まえて、実際に見てみて決めてきます。
ぼくも何を書くかで躓きがちです。
「予備試験までの過去問分析、答練受講にあたっては、正解筋で書けていたかを最重要点として意識してみてください。」
ありがとうございます。この点意識してやってみます。
メールアドレスも感謝いたします。
また道に迷うこともあると思うので、その際は相談させてください。
お忙しいところありがとうございました。