予備短答試験を受けてきました。。

予備短答を受けてきました。

どーも。エクソロです。

きのうは明治大学和泉キャンパスで司法試験予備試験の短答試験を受けてきました。

いやー、きのうの夜はいろいろ考えてしまい、なかなか寝付けませんでした。

それくらい試験が終わってからモヤモヤが残りました。

きのうの予備短答は事前に準備して臨んだ試験でした。

まず、朝は4時ごろに起きて、瞑想してランニングして、朝食といういつも通りの生活。

そこから予定通り8時過ぎには明大前駅に着いて、教室が開くよりだいぶ前に会場に到着しました。

令和元年予備短答試験

周りの受験生の顔触れは去年と違って、年齢層が高めでした。

去年は早稲田でしたが、大学生が多かったです。

でも大学生はぼくにとってまぶしい存在で、あまり目に入れたくないので大学生が少なくて良かったです。

おそらく去年より願書を提出したのが遅かったのでそれでかなと思います。

これは来年のためにまた覚えておきます。

水分補給に気をつけたのも良かったです。

ぼくはけっこう水をがぶがぶ飲んじゃうのですが、予備試験は試験前の着席時間も含めると着席時間はけっこう長いです。

先日受けた模試では1限目でトイレに行きたい気持ちと少し格闘したので、今回は気をつけました。

試験中にトイレに立つのはできますが、時間のロスを考えるとできれば立ちたくないのでその辺のマネジメントはしておきたいところです。

そして実際の試験ですが、まず民事系。

民法は最初の最初の科目なのでやはり少し緊張はしました。

でもけっこう落ち着いて解けました。

問題は商法からです。

「予備短答は余裕で受かる。」

「予備短答はヌルゲー。」

そういったことをぼくは短答を受ける前に周りの人に言ったり、オンラインで発信してました。

実際にそう思ってたし、ぼくが受かった司法書士試験と比べるとぬるいのは確かだと今も思います。

でも商法を解いてて、ある問題でちょっと詰まってしまって

「あんなこと言って、もし落ちたらぼくめっちゃダサい。」

ふとそう思ってしまいました。

そして、そのことが頭から離れず、それからちょっとしたパニックになってしまいました。

そんなフワフワした状態で商法、民訴を受けました。

自分にいい意味でプレッシャーをかけるために目標を宣言することをぼくはよくしてますが、今回はそれがあまりよくなかったと思います。

特に試験当日にTwitterでそういった発信をしたのはちょっと後悔してます。

あと、2週間前に受けた伊藤塾の模試で謎に商法で29点を取って、全体1位だったことも頭に浮かび、

「今日そんな点数取れるわけがない。。」

と思ったこともマイナスに作用しました。

民事系が終わった後は、とにかく切り替えようと思いました。

不安は書いて解消する。

これはメンタリストDaigoの本を読んで学んだことですが、不安なときは実際に書いて楽になってたので、休み時間も書きなぐりました。

そうして、次に備えました。

2限目は公法系。

憲法、行政法と解きました。

休み時間に書きまくったためか、1限目のモヤモヤがだいぶ解消されてました。

そして、この1ヶ月過去問を2周ほど解いていたこともあり、既視感のある問題が結構出されてサクサク解けました。

一番時間に余裕があったのが公法系です。

終わった後は「ぼく史上最高の出来!」とボジョレーヌーボーのような実感を得ました。

特に行政法はそうでした。

お昼休憩はウイダーのAmazon版を飲んで、あとは基本的に休みました。

先日受けた模試では休み時間でも構わず肢別本をゴリゴリ解くということをやってました。

>>人生最後の予備短答模試を受けてきました。

そうやって、勉強して少しでも詰め込んだおかげで点数に繋がった部分もあると思います。

しかし、それ以上に疲れが出て刑事系と一般教養は頭がクラクラした状態で受け、帰りの電車でもヘトヘトでした。

そういった経験から今回の試験はお昼休憩以外の休憩や会場が開く前もあまり勉強はせずにクリアな脳で試験に臨めるよう意識しました。

とはいえ、お昼休憩は長いので刑訴の勉強をちょこっとだけしました。

3限目は刑事系。

2限目ほどではありませんが、既視感のある問題が出ました。

しかし、ぼくはこの刑事系でミスを犯してしまいます。

タイムアップが迫る直前。

考える系の問題を解き直していて間違ってることに気づき、時間ギリギリでマークを塗り直しました。

でも、塗り直した箇所が間違ってたんです。

マークをしてすぐ気づきましたが、後の祭りです。

気づいた瞬間にタイムアップですから。

グワーッ!

ってなりました。

とはいえ、このミスは完全に実力ですね。

もっと速く解いてればよかったんだから。

「実力」とはいえ、引きづってしまうのが人の心。

「模試で15点余裕をもって点とったから5、6点なんてくれてやるぜ。」

とも思いましたが、あまり精神状態がよくなかったので、3限目が終わった後も書きまくりました。

4限目、ラストは一般教養科目。

この一般教養が本当に曲者。

事前に対策できないし、「教養」がないぼくには不利。

教養がないぼくは国語系の問題や論理の問題をいつも解くのですが、これまで解いたやつの中で一番難しく感じました。

解きながら本当に本当に焦りました。

アリストテレスの問題ってあれ何なんですか!

英語も高校までしっかり勉強してたのでいつも解くようにしてます。

しかしこれもまた本当に難しかったです。

当たり前ですが、年々英語力が本当に落ちてる。

普段はアメリカの映画やドラマをAmazonプライムビデオで見てますが、試験が終わった今英語を聞くだけで「ウゲェ!」ってなります。

それくらいダメだった・・・。

あとすごく厄介だったのが、前に座ってる人が「シマシマ」の服を着てたこと。

シマシマの模様を見るとなんか目がボヤっとしませんか?

ぼくはなります。

それまで前の人の服は一切気になりませんでしたが、一般教養が始まってすぐに前のシマシマが目に入り、気になってしまいました。

そして、一度気になるとすごく気になってしまいます。

視界がぼやけ、頭がぼやけるんです。

そんなこんなで一般教養で爆死しました。

さて、今回のように試験直後からこんなに打ちひしがれるのは経験がありません。

司法書士試験では自己採点が終わった後に打ちひしがれたことはありますが、試験直後はやりきった気持ちでいっぱいでした。

また、去年受けた予備短答は勉強してなかったし、「お試し受験だし。」と思ってたこともあり、全然できなかった実感があってもノーダメージでした(成績通知が届いてあと3点だったことを知ったときはめっちゃダメージ受けました)。

でも、今回はかなり精神的に来てます(こうやってブログを書いてるうちに落ち着いてきてる面もありますが)。

この精神状態はおそらく、短答対策に力を入れなかったことに起因すると思います。

自分で選択して短答をやらなかったんです。

ちゃんと短答対策を始めたのは1ケ月前からで、それまではまったく短答をやらない日もあり、長くても2時間くらいやるほどでした。

この1ヶ月も前半は勉強時間の3分の2を論文に費やし、後半も3分の1くらいは論文やってました。

とはいえ、この勉強戦略は正しかったと思います。

ぼくは2019年に「予備短答」に受かりたかったのではなく、2019年に「予備」に受かりたかったんだから。

このブログを始めた2017年の12月末からぼくは2019年予備合格を目標に勉強を始めました。

>>エクソロの司法試験合格大作戦、始動。

しかし、当初はLECの柴田先生の講義にうまくついていけず。

また、司法書士の新人研修や認定考査の勉強もあったため、ほとんど予備の勉強ができてませんでした。

短答は全然なんとかなるけど、論文がこのままでは2019年合格は不可能。

そう思って、9月に思いきって予備校を変えることにし、今のTACの中村先生の講義を取りました。

どーも。エクソロです。 先日、近況報告をしましたが、改めて最近のことを報告させてください。 ぼくはLECの講義を...

中村先生の講義は

Shiiiiit!

っていうくらいわかりやすかったです。

先生すげーなーと笑えてくるくらいでした。

とはいえ、頭がそうよくないぼくにとって論文を合格レベルに高めるのはけっこう大変だと思いました。

2月に先生に刑訴の答案を見てもらったらF評価でした。

だからとにもかくにも論文論文。

3~4月から短答の勉強に専念する受験生も多い中、ぼくはあえて論文をやりました。

「短答は去年ほとんど勉強せずにあと3点だったんだから、直前1ヶ月にそれなりにやれば受かるだろう。」

「『それなり』の対策では合格ギリギリの綱渡りになるだろうけど、論文はまだ綱渡りにも乗れてない。」

「短答が終わった後の2ヶ月に満たない期間で綱渡りに乗るのは難しい。」

そう思ったんです。

それに2週間前に受けた伊藤塾の短答模試ではA判定でした。

1ケ月前、つまり本格的な短答対策に着手する前のLEC模試もギリ合格でした。

だからぼくの戦略が最適解だったと信じてます。

いろいろ書いてきましたが、今回の結果はぜーんぶ実力です。

2019年予備試験合格に向けて全力を尽くしたのも事実。

なので結果に言い訳はできない。

また切り替えて頑張る。

司法試験・予備試験だけが人生のすべてじゃない。

それではもうすぐ全科目の速報が出るので、心臓に悪いですが自己採点をしてきます。

※予備短答の結果が返ってきました。

>>司法書士試験合格者が予備試験短答を受けてみた結果。【2度目の正直!】