どーも。エクソロです。
4S基礎講座を受講中のぼくですが、タイトルの通りアガルートの「重要問題習得講座」の受講を始めました。
アウトレットが安くて、かつすでに全科目の配信を終えていたのでアウトレットにしました。
それで今は重問をメインでやってます。
さて、以前は「新司法試験の問題をやりながら、ポイントポイントで論証集をやる」みたいなことを書きました。
これはそもそも、ぼくは現場思考ができないのに知識がなかったからです。
だから初見の問題を解きながら、論証集も使いつつ知識をつけるために
「新司法試験の問題をやりながら論証集をやる」
としました。
この「思考力」と「知識」で言えば、ぼくが優先的に付けるのは以下の理由から「知識」だと思います。
- ぼくは現場思考より記憶のほうが相対的に得意
- (ぼくと同じように記憶のほうが得意であろう)司法書士試験経由で予備に受かった人(3人ですが)を見ると論証集等で知識を固めていた
- 予備は「何が問われてるか」を見つけて規範を書けることが大切であると言われている(司法試験はあてはめが大事?)
- 「思考」の前提に「知識」が必要だが、合格者水準と比べてぼくは「知識」が少なすぎる
そして、新司法試験の問題よりアガルートの重問のほうがいいと思いました。
- 「知識を網羅する」という目的であれば、司法試験より短文で、かつ穴がなくダブりもない(であろう)重問のほうが効率がいい
- 論証集をポイントポイントで網羅していくのは重問をやるより個人的に大変
- 重問は本試験独特のひねりがないため司法試験より思考力が鍛えられにくいが、だからこそ基礎を身につけるにはうってつけ
重問は中村充先生の解答・解説や講義がないのはデメリットだと思いました。
しかし、中村先生にはない、工藤北斗先生から吸収できることもあるとも思っています。
うまく「良いとこどり」ができればいいのですが、最初のうちはなかなかぼくには難しいです。
そのため、何かに挑戦するにあたりとりあえず最初は、「この人」と決めた一人から徹底的にパクるということをぼくは他の試験やビジネスでやってきました。
司法試験・予備試験で「この人」と決めた中村先生はぼくにはすごく合っていました。
当初はぼくの頭では論文がまったくと言っていいほど書けなかったところ書けるようにしてくれたのが中村先生です。
他校の講師の講義をいくつか聴きましたが、4S(4A)がなければ論文が書けず、途中で挫折していたと思います。
なので、中村先生についてきた点はまったく後悔してません。
しかし、論パタと過去問を繰り返したことである程度基本的なことは身につけたので、他の講師等からも「良いとこどり」ができるくらいの力はついたと思います。
また、同じ問題の素材を解き過ぎたことで、学習効率の面では低下していたと思います。
やはり、どうしても覚えてしまう面があり思考できなくなるからです。
繰り返せば繰り返すほど処理手順を定着させるツールとしての機能も下がってきます。
これは択一と違って現場思考がかなり大事な論文では失敗でした。
自分の可処分時間や回し具合を考慮すれば、もっと早く重問に着手してよかったのかなと思います。
そして、4A・4S合格者何だかんだ論パタと過去問以外もやってる説。
あと、知識の重要性だったり、ぼくの特性からある程度知識の優先度が高いことについては上に書いた通りです。
これはぼくにはめっちゃ大事だと思います。
ちなみにぼくは論証集等をやらず、法律科目では記憶をそんなに重視してきませんでした。
でもこれは記憶が嫌で記憶から逃げていたわけではありません。
一応ぼくは思考より記憶のほうが(好きというより)得意です。
(相対的に)得意ゆえに、そのぶんできるようになるから好きです。
ただ、令和元年の分析をして(たまたま4Sユーザーと相性が良かったためか)
「論パタと過去問でいける」
と判断し、また処理手順の確立や書くことが不足していたこともあり、そちらに注力するのが合格可能性を上げるのに最善だと思ったわけです。
そのため、論証集等をやりませんでした。
(民事実務は新問研と過去問では足りないと思い、大島本の基礎編をやりました。)
そんなふうに記憶が相対的に得意・好きであるため、論パタや予備過去問に載ってる範囲の解釈論はかなり盤石です。
問題を繰り返す中で自然に覚えるのは無理だと判断し(実際限られた回数では無理)、解釈論はちゃんと記憶しました。
(ってか、ぼくは能動的に「覚えよう覚えよう」としないと覚えられません。
「みんなそうだよ。」
と言われるかもしれませんが、ぼくはより顕著だと思います。)
またちなみにですが、今回再スタートを切るにあたり矢島純一先生のスピードチェック講座も取ろうか迷いました。
これまでぼくは講義でインプットを基本してなくて、「論文知識」が足りないのは上述の通りだったので、インプット講義で補えるかなーとも思いました。
また、矢島先生はいろんな人からお勧めされて、ネットでの評判も良かったし、講義時間が46時間とコンパクトにまとまってるのもインプット講義に時間をかけたくないぼくにはよかったです。
それと論証集も兼ねてるテキストも魅力的でした(これまた評判がいい)。
でも、矢島先生の講座は見合わせます。
「論文知識」は重問の演習を通じて得たほうが効率的と思ったからです。
重問をやるだけでも大変なのに講義を聴く時間はありません。
また、テキスト(論証集)は重問とマッチしたアガルート論証集があるし、条解テキストっていう最強のテキストもあります。
中村先生が書いた条解テキストに載ってる解釈論がぼくには基本的に書きやすい(覚えやすい・汎用性高い)ので、重問を解きながら解釈論は条解を参照し時には書き込みながらやってます。
話がいろいろ飛びましたが、自分には知識が必要だと判断し、重問をやることに決めました。
正直何が正しいのかわからないので、怖い面があります。
でも、だからこそたくさんたくさん調べて相談して考えたし、そのうえで現状正しいと思われることをやるだけです。
ちなみに、受講相談などで複数の講師に相談しましたが、その際言われたのが
「中村先生の解き方とか思考プロセスを崩さないほうがいいよ。」
ということです。
なので、(言われなくてもそうしてましたが)これまで何度も繰り返してきた4Sの処理手順を使って重問を解いていきます。
そうすれば、知識はつくし、繰り返し解いていないから「思考」もでき、力は伸びるはずです。
そうやって、パターンも知識も固めて本試験現場での頭の負担を減らせるようにします。
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